米国の記憶⑥
こんにちは。もうすぐ梅雨があけそうな感じですね。
今日は当時レストランでお手伝いをしていたときの話です。
日本とアメリカのレストランで一番大きな違いはチップ制度ではないでしょうか。アメリカではほとんどのレストランでテーブル毎に担当者が付きます。(そうでないところもありますが。)担当者ではないウエイターに何かを頼んでも、少し待ってと言われ担当者が後から来ることが多いです。その理由はがチップ制度にあります。通常、アメリカでは会計時にチップをテーブルに置いて帰ります。クレジット払いの時はチップ代を書く欄があります。大体、全体の金額の5%~20%を上乗せして払う感じですね。たまに、30%以上払うお客さんもいます。そうなったときはウェイターも嬉しいですよね。その為にみんな頑張るんですね。逆もあります。ウエイターのサービス及び料理が悪かった場合はペニー(1セント)一枚を置いて帰ると、そういうメッセージになります。チップ制度の裏にはウェイターの時給がとても低いことにあります。私がいた都市での時給は平均3.5$~5.5$程度でした。それじゃ働いても意味ないですからね。そんなわけで平日のゆっくりの日はおのずと給料は少なく、週末の忙しい日は大入りだったりします。働いた分だけ稼げるのは分かり易くていいですね。社会人になってもそれは同じことですが。いよいよ福岡市内はワクチン接種券の配布が完了したようですね。接種完了後の経済の回復に期待です。