のんねむ熊本
こんにちは。鬼塚です。
先日、熊本市内に位置する「のんねむ熊本」というアウトドアフィールドを訪れ、特別な時間を過ごしました。この場所は市内とはいえ、自然に囲まれた辺鄙な場所に位置し、日常の喧騒から離れてリラックスできる環境が整っています。
訪れると、オーナーの方からこのフィールドが全て手作りであることを教えていただきました。平たく言えばグランピング施設に分類されますが、細部にまでこだわりが行き届いたこの場所は、どこかおとぎ話の中に迷い込んだような感覚を覚えます。周囲には美しい自然が広がり、特に絶景を堪能できるスポットが豊富で、訪れた人々は皆、自然と「絶景」と「おとぎ話」というキーワードを口にするのではないでしょうか。グーグルの口コミにもこうした言葉が並び、土地の魅力を最大限に引き出す工夫が随所に感じられました。
「のんねむ熊本」のような場所がビジネスとして成功するためには、土地の選定もさることながら、それに独自の価値を付加する着眼点が重要だと感じました。恐らくこの土地は、一般的な地価から考えれば非常に安価な場所でしょう。しかし、その地の利や景観の美しさを見出し、そこに「おとぎ話のような」特別な空間を創り上げるオーナーの視点に感服しました。
また、個人的に犬を飼い始めたことで感じるのは、「犬と共に楽しめる場所」に対するビジネスチャンスの大きさです。ペットと共に過ごせる施設やアウトドアフィールドはまだまだ限られており、需要に対して供給が十分とは言えません。このニーズを満たすような場所やサービスがさらに増えれば、犬を連れたお客様にもより快適な体験を提供できるのではないでしょうか。
のんねむ熊本で得た体験は、土地のポテンシャルを最大限に引き出し、それをビジネスとして確立することの素晴らしさを再認識させてくれました。自然を活かし、人々に心地よいひと時を提供することで新しい価値を生み出す。私たちの物件管理業においても、こうした視点で地域資源を見つめ直し、より多くの方に支持される空間作りを目指していきたいものです。