米国の記憶④
こんにちは。
福岡県も緊急事態宣言が発令されましたね。飲食業界は特に厳しい戦いになると思います。私の知り合いの飲食業をしている方は殆どが休業するそうです。酒類がNGですからね。食べ物だけでは採算が合わないんですね。飲んでもらってなんぼの世界ですから。
今日はアメリカの日本食レストランの話。
日本食レストランといっても日本人が経営しているところは少なく、殆どが韓国人か中国人の経営でした。アメリカで日本食といえば、まずは寿司。そしてなぜか鉄板焼きを指すことが多いんですね。当時現地にあった日本食レストランの名前は、「将軍」「大阪」「お神輿」「一番」「札幌」等。まあ、わからなくはないけどといった感じですよね。美味しいところもありましたが、完全にはき違えているお店もありました。衝撃だったのは、うどんの出汁が酸っぱかった時ですね。その店は色々ひどかったので思わず作り方を教えてあげたこともあります。内装なんかは無理やり感満載で、提灯、着物、富士山のイラスト等を飾っていることが多く、日本のイメージってこんなんなのか、、、とショックを受けることも多々ありました。また、アメリカでは日本食は健康食のイメージが結構あります。ただ、その食べ方が、、、。日本の飲食店ではあまり見かけませんが、アメリカの寿司レストランでは普通の醤油と減塩の醤油が両方置いてあります。みなさん、減塩を好んで使うのですがその量が凄まじい。キッコーマンの卓上醤油(約150㎜)をジャブジャブつけて寿司を食べる方が多い!。もはや寿司じゃなくてもいいやん、、、と思います。半分くらい使っている人もいました。勿論、そうじゃない人も沢山いますが。そして帰りには日本語で「ありがとう」。店員は日本人じゃないですけどね(笑)
私の実感ですがアメリカでの日本に対するイメージはアジアの中ではとても良いトップクラスです。なので私は日本国内でより海外に行った時の方が行動に気を付けます。やっぱり日本の事を好きになってもらいたいし、日本人に対するイメージがよいものであってほしいので。早くコロナが収束して海外に気兼ねなく行ける日が来るのが待ち遠しいです。