梅、桃、桜
気温も上がり、暖かい春の陽気となってきました。
今日はぽかぽか明るいいい天気、街を歩くと多くのお家でお布団や洗濯物が干してあり、日傘をさしている方も見かけました。
花粉症も猛威を振るい、もうすっかり春だなぁ、と感じます。
さて、もう街中でも可愛らしいピンクの花を見かけるようになりましたが、みなさんは春を彩る「梅」「桃」「桜」の区別はつきますでしょうか?
福岡では梅の開花が早いのでさほど苦労はしないかもしれませんが、これからのシーズン、「梅」「桃」「桜」を間違えてしまうとちょっぴり恥ずかしい…
ということで、今回は区別の仕方をご紹介します。
梅ってこんな花
梅は花柄(かへい:花軸から分かれ出て、その先端に花をつける小さな枝のこと)がないため、枝にくっつくように咲きます。
また、花芽が一節につき一つなので、他の「桃」「桜」にくらべスカスカした印象です。
そして、花弁の先が丸いのが特徴です。
梅が枝餅のマークも、考えたら丸いですね。
美味しくて大好きです。
福岡県の県花は「梅」です。
この福岡県のシンボルは梅をかたどったものだそうですよ。
丸い花弁が5枚、なるほど、よく見れば「梅」だったんですね。
桃ってこんな花
次は桃です。
桃は花柄が短く、やはり枝に沿うように咲きますが、節の真ん中に葉芽があるのが特徴です。
葉と一緒に花が付いているわけですね。
また、葉芽の両側に花芽がつくので、梅よりも花数が多く華やかです。
さらに、よく見ると花弁の先端が尖っているのが特徴です。
桜ってこんな花
最後に桜です。
桜は花柄が枝から離れており、こぼれるように咲くのが特徴です。
また、花が房状につくので、「梅」「桃」に比べ花数が多くまさに「咲き誇る」感じです。
そして花弁の先端は、みなさんご存知!割れた形をしています。
まとめ
以上から、「梅」「桃」「桜」は「花のつき方」「花弁の形」で区別できそうです。
東北や北海道などの寒い地域によっては3つを一度に楽しめるそうですが、この辺りだとけっこう時期がずれていますね。
入学シーズンと言えば桜!という感じですが、福岡では卒業シーズンにはもう桜が満開、という場合も多いので、ドラマなどで桜満開の中の入学式には違和感を覚えたものです。
地域の違いを実感しました(*^_^*)
春を彩る華やかな木々をみかけたら、これで区別もばっちりです♪