床の遮音性能=L値とは

皆さまこんにちは。営業の古賀です。
福岡もついに梅雨明けが発表されましたね!
最近の私はというと、ホタルを鑑賞したり、日傘を新調したりと、夏の訪れを感じる日々を過ごしていました。
さて今回は、今日は、リフォームの際に知っておくと安心な【床の遮音性能=L値】についてご紹介します。
マンションやアパートで生活していると、「上の階の足音が気になる」「子どもの飛び跳ねる音が気になる…」と感じたことはありませんか?
こうした音は『床衝撃音』と呼ばれ、上階の床から下の階へ伝わる音です。
そして、この床衝撃音をどれくらい防げるかを示すのが『L値』という遮音等級です。
床衝撃音は大きく分けて次の2種類があります。
① 軽量床衝撃音(LL)
軽くて硬い物が床に落ちたときに鳴る、「コンコン」「キンキン」といった高音です。
代表的な例を上げると、スプーンやフォークを落とした音や子どもがおもちゃで遊ぶ音。
② 重量床衝撃音(LH)
重くて柔らかい物が床に当たったときに発生する、「ドン」「ドスン」という低音です。
代表的な例を上げると、歩く音や走る音、家具を動かす音です。
また、床衝撃音をどれくらい防げるかを示す指標の「L値(L等級)」は「軽量床衝撃音」と「重量床衝撃音」それぞれに対して設定されており、以下のように分類されます。
① 軽量床衝撃音の遮音性能(Light-weight):LL値
② 重量床衝撃音の遮音性能(Heavy-weight):LH値
L値は「LL45」「LH50」などと表され、数字が小さいほど防音性能が高く、静かということになります。
この値はコンクリートスラブの厚さ150mmを前提として測定されているため、建物により効果の差が生じます。そのため、L値はあくまでも基準となります。
福岡市西区で現在リフォーム着工中のとあるヴィンテージマンション。
マンションの管理規約によると『管理組合で定めた基準(遮音等級レベルL45以上の性能材質)及び施工方法以外でフローリング工事を行うこと』は禁止されています。
今回も上記基準や施工方法に則り、フローリングを選択の上工事を進めています!
床の遮音性能の他にも申請期間や必要書類など、リフォームの際にはマンションにより異なる規定がございます。
リフォームをご検討の際には早めにご確認されることをおすすめいたします。
また、弊社ではリフォームのご相談も承っております!
私、古賀は前職より、マンションや戸建のリフォームにおいてプレゼンターとして、お客様と施工管理者の間に立ち、多くのお客様の理想の住まいづくりをサポートしてきました。
その経験を活かし、安心・納得の物件、またリフォームのご提案をさせていただきます。
物件探しの際には、リフォームを含めた資金計画や住宅ローンのご提案も可能です。
お気軽にご相談くださいませ!