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受験料に思う

こんにちは、増本です。

先日、日本商工会議所主催の簿記検定に申込みしようとサイトを開いたところ、トップページに「商工会議所検定試験の受験料に関するお知らせ」を目にしました。内容を読むと、2024年度より現行7,850円→8,800円(1級の場合)、2級でも現行4,720円→5,500円へ改定予定とのこと。我々にとって身近な宅建試験でも、2022年度より7,000円→8,200円へ改定されています。宅建は年間およそ20万人が受験する試験ですが、大きな改定のように思います。

いま色んな試験の検定料、受験料も値上げが予定・実施されています。他にも実用英語技能検定(いわゆる英検)では、2024年度から現行11,800円→12,500円(1級の場合)へと改定予定、ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)の検定料は2022年9月の試験から約3割引き上げられ、4,200円→5,700円(2級学科試験の場合)になりました。これらの理由としてはコロナ感染対策に加え、昨今の物価高、人件費や物流費の高騰が挙げられます。値上げラッシュは日常の食卓だけでなく、こうした勉強や試験にも影響しているんですね。

資格はその人のスキルアップに繋がる大切なツールですが、受験をためらう人も中にはいるのではと思います。一刻も早く価格高騰が収まり、学びの意欲低下にならないような支援の在り方も必要だと思います。

 


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