頭髪指導
こんにちは。
度々ニュースにて報道されている頭髪指導。懐かしいですね。
生活指導と呼ばれていました。私の高校では。
腰パンが流行っていましたから、男子はきっちりスラックスを上げ、女子は巻いて短くしているスカートを通常の長さに戻す。
ある意味異様な光景だったのを思い出します。
さらにはピアスを開けていれば透明なピアスを短く切ってばれないように装備する、といった涙ぐましい努力をしていました(笑)
さて、今回問題になっている頭髪ですが、髪の色に関しては私も相当注意されたものです。
地毛たい!といっても信じてもらえず、(普段の行いのせいもありますが)黒染をしなさいという指導。
結局、小さいころの写真を見せて納得してもらいました。
確かに、これはとても日本的というか、単一民族国家ならではの問題ではないでしょうか?
アメリカはそもそも髪の色も肌の色も違う人がいるので問題にはなりません。
多民族国家の人からしたら相当にナンセンスな問題だと思います。
ただ、日本にいる限り、日本で生きていく限り、周りに同調する必要性は少なからずあると思います。
それが生まれつきであっても。
例えば今回のように髪の色が明るい場合、極端に言えば「茶髪」の場合、
一般的に軽い、ちゃらちゃらしているというイメージが持たれやすいですよね。
銀行員などカッチリしている職業の場合は採用に支障をきたすかもしれません。
地毛だろうが、染めていようがそれはお客さんにとってはわかりません。
そこでその所属する会社にマイナスイメージをもたれる可能性があるなら、是正する必要はあるでしょう。
己を通して生きるのが正なのか、曲げてでも順応するのが正なのか。
仕事でも同じような事はたくさんあります。
よくよく考え、ケースバイケースで自分を出していけたらいいなと思います。