箱崎の新生姜
福岡の三大祭りのひとつ、筥崎宮の放生会(ほうじょうや)。
標準語としては「ほうじょうえ」なのですが、なまって「ほうじょうや」と呼ぶのだそうです。
残念ながら今年もお祭りは中止となってしまいました。
神事は神職および祭典奉仕者の方のみで先週いっぱいで行われたそうです。
早くお祭りや賑わいが戻ってきてほしいですね。
放生会といえば、一般的におはじき、ちゃんぽん(食べ物ではありません!)、新生姜が有名ですね。
※ちゃんぽん:https://www.i-fukuoka.jp/leisure/seasons/houjyouya/meibutsu.html
個人的には放生会=冷やしパイン、型抜き、お化け屋敷です笑
新生姜は行くといつも買ってしまいます。
箱崎にはしょうが農家が多かったことから、採れたての新生姜を葉付きで売る店が多く、
箱崎の秋の風物詩、放生会の名物となったのだそうです。
戦前までは、博多商人の奥様”ごりょんさん”たちがお土産で買って帰ったそうで、
これは今も博多っ子の習わしとして定着しているのだとか。
この時期になると、放生会帰りに長ーーい葉っぱと泥がついたままビニールに入った新生姜を持ち歩く人を見ることも多いと思います。
新生姜は甘酢漬けにすると本当においしいですよね!葉はお風呂に入れるという方もいるようです。
甘酢漬け以外の新生姜のおいしい楽しみ方をご存じの方はぜひ山本まで教えてください。