米国の記憶①
こんにちは。
私の肩書が「海外部担当責任者」となっていることについて、ありがたいことに話題にしていただけることがよくあります。少し英語をかじっているだけなのですが、、、。というのも、沖縄の大学を卒業後、3年弱アメリカに行かせてもらっていました。そこでの思い出を少しずつシェアさせていただければと思い、今回が第1弾です。
「Interstate Highway(高速道路)」
アメリカでは州間に走っている高速道路が基本無料です。(NYなど一部有料区間もあります。)
何処へ行くのも高速で行きます。その日は当時住んでいたナッシュビル(テネシー州)からノックスビル(同州)に車で向かっていた時の出来事。ノックスビルまでの距離は約280㎞。今考えれば遠距離ですが、当時は車でどこでも行っていたので、まぁ、中距離といった感覚。天気も良く、音楽を爆音にして走っていました。当時はSublime とかJack Johnsonとかを聞いていましたかね。
そんな中、ふとバックミラーをみると黄色のランプを点灯させたSUVが1台いるのに気づきました。アメリカでは警察が色々いて、いわゆる連邦捜査局(FBI)や地方の自治体警察(NYPD、LAPDなど。映画やドラマでよくでてきますね。)、郡の警察(Sheriff、ボブマーリーの有名な曲で I shot The Sheriffにでてきます。)、そしてハイウエイパトロールなるものがいます。(他にもあります)
後ろにいたのはそのハイウェイパトロールだったわけです。黄色のパトランプは。私はてっきりただの高速のパトロール(ネクスコみたいなもの)と思い、警察という概念は持っていませんでした。しばらくするとそのパトロールが3台に増えているではないですか。音楽を小さくするとサイレン鳴らしていたので、右車線から左車線に車線変更しました。すると後ろの3台も私に続きます。え??と思い今度は右から左へ。すると後ろもまたこれにならう、、、。えええ???俺なの??? 一気にパニックに。なんかスピーカーで寄せて停まれ的なことを言っているではないですか。やばいやばいと慌てて路肩に停まる私。後続3台も続けて停車。一人が降りてきたので、パニックの中、あ、免許証!と思いダッシュボードに手をかける私。次の瞬間降りてきた人、後続の車両のひとみんなで「カチャカチャカチャ!!!」銃口を一斉にこっちに向けている!!!おいおいおい、、、、頭真っ白ですよ。撃たないで、、、。もう半泣きですよ。「手を見えるところにあげろ!」と怒鳴られ、車の外に出され、車の後ろに連れていかれ、手をトランクについて身体検査されて、、、。映画やん。何もないことがわかると、警察もにこやかになり、とても優しく対応してくれました。なんでも、かなり前から後ろにいて停まるようアナウンスしてたのに、私がガン無視して爆走していたので、ヤバイ奴だと思われて応援まで呼んだらしい。警察に止められたら両手をハンドルから離してはダメ。ダッシュボードとか自殺行為です、と。撃たれても文句言えない、と。スミマセン、、、と私。それからの道は超安全運転で言ったのは言うまでもありません。無知は怖いですね、、、。ということで次回へ続きます。