仕事の本質

こんにちは、リフォーム事業部の吉田です。
まだまだ寒い日が続く今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
独り立ちも早1ヶ月が過ぎ、私は原状回復の現場以外にも、お住まい中のトラブルを解決すべく、
お客様宅へ訪問する機会も増え、より現場に特化したスキルに磨きをかけている最中です。
今回はそんな訪問時に感じた『お客様の気持ち』についてお話しいたします。
結論からお伝えすると、お客様はトラブル事に対して、大なり小なり不安やストレスを感じている。
という事です。
特に水回りのトラブルは、敏感になられている方が多い印象ですが
それは当然のことで、水回りは生活をするうえでは欠かせないモノなだけに
不安に思うのは当たり前のことだと思います。
お客様によっては、私が作業している背中をずっと眺めている方もいらっしゃいます。
そんな時、私はお客様へは必ず声をかけお話をするようにしています。
例えば当該事案に関する豆知識の共有、あるいは現状のトラブル以外での困りごとの聞き取り等を行うのですが、一口にトラブルと言っても現場によって内容は異なり、解決策も様々なので、
私はお客様へ『解決に至るまでの相談』を必ずさせて頂きます。
そうすることで、ご理解を得ながら解決策や解決までのスケジュール間を共有し、
時間がかかる事であっても、共通の認識を持つことで、不安やストレスを軽減できるからです。
なのでお客様にはどんな些細な事でも、あるいは作業中であっても
ご遠慮なくお声掛け頂ければと思っています。
私たちはトラブル解決やリフォームを行うことが仕事ですが、
私自身は、お客様に寄り添い不安を解消するという役割を果たす事が一番大切な事だと思っています。
その役割を果たすべくお客様宅へ訪問しています。
これはつい先日の事ですが、浴室シャワーフックの破損による取替え依頼があったお宅へ部品の寸法を測る為だけに訪問させて頂く機会がありました。
やはりそのお客様も、私の後ろから作業を覗かれていたので
『やっぱり気になりますよね?』と声をかけてみました。
すると、それを皮切りに会話が弾み、タオル掛けのネジの緩みの解消、
ドア開閉のスピード調整のご要望をさらに頂く事となり、
楽しく会話をさせて頂きながら作業を行い、計測のみの予定が気づけば一時間も経っていました。
お暇する際にはお礼の言葉も頂き、さらに後日、改めてお礼のメールも頂く事となりました。
今回、新たに頂いたご要望は、正直手間がかかるような事ではなく、
数分で終わる作業だったのですが、それはあくまでも私たちが専門業者であるからで
普段、携わらない事でトラブルが発生すれば誰しも不安になるものです。
今回、最初に頂いてた依頼に関しては、部品の取り寄せが必要だったので
即日解決とはいきませんでしたが、追加で頂いた依頼を解決できたことで、
不安やストレスが軽減され、お礼を頂けたのだと実感しています。
私自身、独り立ちをしたばかりでまだまだこれからですが、日々いただける感謝の言葉が何よりも嬉しいです。
そしてそれは、日々お客様宅を訪問させていただき、そこで現場に特化したスキルを身に着けることが出来ているからだと思います。
私の成長は常にお客様ありきです。
私も常に感謝の気持ちを言葉にし、また明日から始まる新たな日々を笑顔で邁進してまいります。