祝日と祭日
いよいよゴールデンウイークですね。
ところで、祝日とは。
建国や独立などのその国の歴史的な出来事に由来したり、功績のあった人物を称えて制定された記念日で、
宗教儀礼上の重要な祭祀を行う日である祭日とは異なるものである。
各国の法律において定められるものであるが、祝日と祭日を合わせ祝祭日として、国家の休日として制定される例も多い。
(Wikipediaより)
どうやら「祝日」と「祭日」は性質が異なるもので、現段階で日本には「祭日」はないようです。
(日本にも以前は「祭日」があり、皇室で行われる祭祀が皇室祭祀令という法律によって定められていました)
日本の祝日は、何月何日がどのような理由で祝日であるのかが、「国民の祝日に関する法律」によって定められています。
この法律は1948年に定められたもので、その第一条で「美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、
ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを『国民の祝日』と名づける」とあります。
また、この法律の第三条によって、「国民の祝日」は休日とすることが定められています。
http://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html
さて、いよいよ始まるゴールデンウィークはどのような「国民の祝日」なのでしょうか?
●4月29日 「昭和の日」
2007年から制定された国民の祝日です。もとは昭和天皇の誕生日でしたが、1989年に昭和天皇が崩御されてからしばらくは、みどりの日となっていました。みどりの日の名前の由来は、植物に造詣の深かった昭和天皇にちなんでつけられたといわれています。
●5月3日 「憲法記念日」
1947年5月3日の日本国憲法の施行を記念した日です。
●5月4日 「みどりの日」
もとは4月29日でしたが、2007年に4月29日が昭和の日となり、みどりの日がこの日に移りました。
●5月5日 「こどもの日」
1948年に制定されました。もとは端午の節供の日に当たります。子どもの人格を重んじその幸福をはかる日ですが、同時に母に感謝する日でもあります。
みなさまも素敵な連休をお過ごしください。