ニュースレター9月号から
「FUKUOKA growth next」。
今年4月、中央区大名にオープンした「フクオカグロースネクスト」は、
起業したい人や、新しい事にチャレンジしたい人を応援する、
官民共同型スタートアップ施設で大名小学校の校舎を活用しています。
大名小学校は明治6(1873)年に開校した歴史ある学校で、
板張りのろうかを歩くと、コツコツなる靴音が、なんとも古き良き雰囲気を感じさせます。
1階には誰でも自由に利用でき、
起業に関する色々な相談を受け付ける「スタートアップカフェ」や、
コーヒーが飲める喫茶、夜はお酒が飲めるバーもあります。
2・3階にはスタートアップを目指す企業や団体が多く入居しています。
オフィスは元教室を区切って作ってあり、
大名小学校140年の歴史ある教室の学びのパワーで、
あたらしいアイデアや仕事が生まれたりするのかも、と思ったりもしました。
大名小学校の場所は、福岡の都心に残された貴重なオープンスペースです。
開始以来、予想以上に多くの人がここを利用しています。
「フクオカグロースネクスト」は土地の活用が具体的に決まるまでの期間限定でしたが、
好評なため施設の一部存続が検討されています。