ハワイの虹
ハワイ滞在中の朝はいつも雨でしたが、3日間とも虹を見ることができました。
初日の虹は、あと少しで消えてしまいそうなくらいの短い虹です。
しかし、色が濃くくっきりとしていてとても綺麗でした。
朝からあいにくのお天気、パンフレットに乗っているような青い空!青い海!という景色は楽しめませんでしたが、とても素敵な景色でした。
そしてそのあと、その日はレンタカーでの移動でしたが、一日中雨でした。
日本の今の時期の雨のように冷たく長く降るような雨ではありませんでしたが、海もどことなく寂しげで残念でした。
けれども、おかけで移動中にも虹を見ることができました。
とても低い位置にかかる小さめの虹でしたが、一日に二回も虹が観れるなんて嬉しかったです。
翌日、朝起きた時も虹が出ていました。
判りますでしょうか?
くっきり出ている虹の上に、さらに大きく薄い虹がかかっています。
専門的には内側の濃い虹を「主虹」、外側の薄い虹を「副虹」というらしいです。
ちなみに、外側の副虹は色の並びが反対になっているそうです。
写真ではよく見えませんが、たしかに外側が紫、内側が赤になっています。
二重の虹は幸運のしるしだそうです。嬉しかったです。
そして、3日目の朝も虹が出ていました。
朝早かったのでじっくりみれませんでしたが、一枚画像に残していました。
こちらももう少し晴れていれば、二重の虹になっていたかもしれません。
滞在中3日間、毎日虹が観れて本当にラッキーでした。
幻の虹
車のナンバープレートに虹があしらわれているくらいハワイではよく虹が見えるようですが、そんなハワイでも幻とされる虹があるそうです。
「ムーンボウ」といわれる、夜に見える虹です。
私たちが普段目にする虹は、空気中の水滴や雨粒に太陽光が屈折・反射してできるものですが、このムーンボウは月の光でできた虹です。
満月やその近くの日にできるそうで、とくに月が低い位置にある時間帯、海辺や山など広いところで、適度な湿気があるところ。そして虹の映るスクリーンとなる雲があれば条件としてはOKとのこと。
条件さえそろえば日本でも見えるようですが、なかなか難しいでしょうね。
今回の滞在ではその存在を知らなかったうえ、初の海外旅行、夜中に外に出ようなんてとても思えなかったのですが、そんな幻想的な光景をみに出かけるのもいいかもしれません。
何度も虹を見ることになった今回の旅行、そのおかげか、とてもハッピーな旅行となりました。