熱帯夜を乗り切る!
連日の雨と夏の高い気温、なかなかすごしづらい季節がやってきました。
昼間のじりじり焼かれるような日差し、蒸し蒸しとした熱気、道路に浮かぶ陽炎…。
太陽の活動する昼間はもちろんのことですが、この時期は夜も変わらず暑い日が続きます。
熱帯夜を乗り切るために、できることをまとめました。
熱帯夜とは!?
熱帯夜は、夜間の最低気温が摂氏25度以上のことを指すそうです。
日中の最高気温が30度を超える夏なら25度は…と思ってしまいそうですが、それでも暑いことに変わりはありません。
気温を下げる!
熱帯夜を乗り切るために!まずは単純に「気温を下げる」ことが対策でしょう。
エアコンや冷風機を使用するのはその一番の方法です。
また、締め切った部屋は温まった空気が天井付近に停滞して暑いままになるので、窓を開けたり、扇風機などを使って部屋の中の空気を入れ替えたりするといいそうです。
原因に対して一番効果があるので、最も快適になる方法でしょう。
しかし、これには電気代もかかるし、逆に体を冷やしすぎて体調が悪くなってしまうこともあります。
寝具に一工夫!
最近、夏の暑い夜を乗り切る寝具をたくさんみかけるようになりました。
一日の三分の一は睡眠に費やしているわけですから、やはり寝具の影響は大きいと思います。
固い布団、ふかふかの布団、マットレス、ベッド、枕の種類もたくさんあったりして寝具といっても色々ありますが、とりあえず手軽に試せるのはシーツや掛布団でしょうか。
先日、夏でも快適!涼しいシーツ(^^♪なるものをお店で見かけました。
それは「接触冷感」を売りにした商品で、NASAで開発された温度調節素材・アウトラストを使用したものなんだそうです。
確かに触ってみるとひんやりしました。
ほかにも、冷感パットやマットもありますね。
ジェルタイプのものは枕用を一つ持っていましたが、自分の体温であっという間に温まってしまったので、これは使いどころが難しい気がしました。
ただ、冷蔵庫でちょっと冷やしておくと、寝つきのいい時はひんやりしてすぐ寝られるのでよかったです。
掛布団は、タオルケットや薄い毛布などでしょうか。
夏場にふっかふかの羽毛布団を使うことはないとは思いますが、夏用の羽毛布団もあるそうです。
何も使用しない!というのも手ですが、明け方にはぐっと冷え込むこともあるので一枚はほしいですね。
温度と湿度。
暑いということで気温を気にしがちですが、夜の寝苦しさというのは気温に比べ、湿度も大きく関係します。
夏の蒸し暑さを数量的に表した「不快指数」がありますが、まさにそんな感じです。
気温が低くても湿度が高ければ不快ですし、逆に気温が高くても湿度が低ければある程度は我慢できます。
種類によっては気温が上がってしまうものもありますが、除湿機を使って湿度を下げるのも一つの方法です。
暑いのは暑いのですが、心地よい暑さといった感じで意外と快適かもしれません。
パジャマや寝具も吸水性・通気性の良い素材を選ぶといいようです。
無理はしないで
エコや節電ということで、暑い夏を乗り切るいろいろな方法が紹介されていますが、だからといって無理は禁物です。
日本の平均気温は年々上昇しており、毎年熱中症での死者も出ています。
無理はしないで、エアコンや扇風機などを活用していくことも大切です。
また、夜寝ている間にも、人はコップ1杯程度の寝汗をかいているそうです。夏はきっともっと多いでしょう。
寝る前には水分をとることも忘れずにしないとですね。
寝汗をかくことで血液が濃くなってしまうそうなので、寝る前の水分補給は脱水症状や脳卒中を防ぐ効果もあるそうです。
寝苦しい熱帯夜を乗り切るために、準備は万全にのぞみたいですね♪