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ニュースレター7月号より

街では博多祇園山笠の法被(はっぴ)姿を多く見かけるようになり、
博多のまちに夏が来たことを感じさせます。

この普段まちで見かける法被姿は「長法被」と呼ばれる久留米絣(かすり)の法被です。
6月1日から着用することができるのですね。
山笠期間中の正装であるため、
この長法被で結婚式などをはじめ知事室や市長室などの公的な場所、
ホテルロビーなどに行くことができることを、私も聞いたことがあります。

長法被は当番町になるたびに新調されていたことから「当番法被」とも呼ばれ、
流れや町の名を模様化した図柄が特徴です。
いろいろな図柄や模様があり、ぜんぶで何種類ぐらいあるのでしょうか?

長法被は全部で40~50種類以上あるそうで、
土居流、大黒流、恵比須流、西流では構成町によって独自のデザインを有し、
東流、中洲流、千代流は流の統一を図るため、流全員が同じ法被を着ているとのこと。

たしかに、街でみかける法被すがたのデザインは様々で、
昔の道筋を示した線状のデザイン、
町の名前を模したデザインなど多種多様で、
そのデザイン性の高さに魅了され、かっこよくて憧れますね。

今年は、法被の模様にも注目しながら博多の夏の訪れを楽しみたいと思います。

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