サヨウナラ
母が逝った。
ずっと施設に入っていたので、この日が来るのは覚悟できていたけどやっぱり悲しい。
葬儀で、喪主の代わりに自分がした挨拶。
実は、母はすごくお嬢さま育ちだったのです。引揚者だったので、命からがら帰ってきた。本当にソ連兵がやってきて危なかったが、母の父親が守ってくれたという逸話。これらの事は、自分の事を殆ど話してこなかった母が、認知症になってから施設にいた頃に私が聞きだした。5分前の事は忘れるけど、70年前の事はよく覚えていた。父に苦労させられていた母だけど、父方も含めて親戚のみんなが母の味方だった。
そして、私にとって一番の母自慢は人の悪口を一切言わなかった事。本当に一度も聞いたことがなかった。
葬儀が終わってだいぶ年上の従妹と談笑していた時、「なんで岩田屋時代の事言わんかったとね。あなたのお母さんは普通の店員さんじゃなかったの知っとうやろう?岩田屋のPX時代にGHQの将校さんやマダムなどの通訳をして接待する係やったとよ。」
おふくろが通訳??英語が堪能やった??知らんかったし。
早くいってよー!!
知ってたら教わりたかったし人にも自慢したかった。しかしこんな事も言わない人だった。
戦時中に撮ったと思われるお姉さんとのツーショット(右側が母)
息子も29歳になった
人材募集中
求めている職種
■不動産仲介営業職(経験者)
■不動産仲介営業職(外国語スピーカー)
■不動産仲介営業職(歩合契約社員)
■事務職(正社員)
■事務職(パート・アルバイト)
■チラシポスティングスタッフ
募集要項 ←クリック
エントリーフォーム←クリック