自動車メーカー
先日、会社の車が故障しました。
ワイパーが動きっぱなしで止まらなくなったのです。
これでは雨の日しか乗れません。
そこで修理の相談にスズキの販売店に行きました。
社用車はその販売店で買った車でもなく、修理に行くのも初めてです。
事情を説明しましたところ、
「ではちょっと見させて下さい」とのこと。
20?30分ほど待ったでしょうか。
「なおりました!」と回答に胸をなでおろし、
「修理代いくらかかります?」と聞いたところ
「費用は特にかかりません」
「え!」と私。
内容を聞けば大きな故障ではないとのことでしたが、
それでも30分かけて原因を探り、メンテナンスを施すことは
それ相当の技術料に見合う仕事と思うのです。
しかしそれをさらっと無償で修理をしてしまうそのさわやかさに、
スズキの自社製品に対する愛情と、仕事に対する誇りを感じずにはいられませんでした。
もちろんお客様を獲得していく営業手法のひとつかもしれませんが、
完全に私の心はつかまれました。
前にトヨタでも同じような経験をしたことがあります。
日本が世界に誇れる自動車産業には、
学ぶべき仕事への姿勢がたくさんありそうです。