和田blog/1995⑪
Memories of 1995(キャピタルシティ)
東京生活編
どうして東京進出したんやろう~?と思いかえしてみた。まずビジネスの規模が違うし単価も違えば利益も大きい。多店舗展開やその先にあるはずのグローバル化なども見据えての事。それと自分自身、福岡にずっと住んでいたから首都である東京の事、スタンダードを何も知らなかったから。知らなくても問題はないのだけど、田舎者で好奇心が強い自分はどうしてもこの目でみて、この手で触れて体験したかった。
少し驚いた事など書いてみた
地方都市には、ほぼ存在しない政府系の仕事(○○省庁とかの職業)が沢山ある。名だたる大企業の本社やメガバンクの本部、グーグルやアマゾンに代表される外資系企業の日本拠点とかがある。当然ながらそれらに勤めるエリートや高学歴の人たちも山のようにいて、東大卒の方など珍しくなく中にはハーバード出身という方もいた。稚拙な事書いているけど、田舎者なのでしようがない。上京したてで広尾にあるフィットネスクラブに通っていた時の話、ちょっとした懇親会があって地域がら外国人の方も多くいて、一人の人が英語で話し出すと、周りにいた5-6人の日本人(自分を除く)みんなが英語で話し始めた。その時はやばいところに来てしまったと後悔した。また上京3年くらいにロータリークラブに入会させてもらった。芸能人も何人かいるし、誰もが知っている様な企業のトップやとてつもないお金持ちさんも何人かいた。ロータリークラブの例会時には卓話と呼ばれるミニ講演会があって、クラブ会員や外部講師をお呼びして30分程度のお話を聞く機会がある。そのメンバーが凄かった。少しだけ例を挙げると、ソニーの社長とか隈研吾さんや女優のかたせ梨乃さんなど。そんな感じで毎週の例会に参加するのがすごく楽しみだった。入会推薦者の妹尾さんありがとう御座いました。
遊び場がいっぱい
数年前に復活させた趣味のバイク。福岡だとツーリングに行くとしたら阿蘇熊本方面、呼子や平戸~長崎方面、青海島とかの山口方面くらいがメジャー所。東京出発のツーリングだと、四方八方にルートがある。首都圏は山梨まで入れて1都7県、紅葉の時期の日光や山梨~富士五湖周辺、群馬の山奥の温泉、三浦半島、房総半島、東北方面など風光明媚な場所をたくさん回った。それでも行きたい所はまだまだ数多くある。九州もバイクツーリングのメッカで美しい自然も沢山あるけど、要は行き飽きてしまったという事か。
週末は都内各地でいろんなイベントが開催されていて、代々木公園のような人が集まれる場所は、ほぼ毎週縁日状態でタイフェスやベトナムフェス、サンバフェスとかやっていて昼から飲んで踊ってお祭り騒ぎ。人は無茶苦茶多いけど、家族づれや友人どうしでの遊ぶ場所には事欠かない。そして小さなお祭りは各地にあるし、大きな神社や大きな公園も沢山ある。実は東京の緑地率は大都市なのに結構高いのだ。
コミュニティーもいっぱい
ビジネスを中心とするもの、趣味の物、○○県人会、何かにかこつけての飲み会などいろいろ。地方出身者が多いから皆必死で人脈づくりや友達作りに励んでいる。少し知り合うとどんどんお誘いが来るから取捨選択が必要になってくる。そのお陰もあっていい友達、頼れる友達もたくさんつくれた。
エキサイティングな街
至る所で、開発・再開発が行われ新駅が出来、どんどん超高層ビルが建っていく、天神ビックバンクラスの開発が毎年いくつか誕生している感じ。ビジネスマンは優秀で良く働く、何よりスピード感があって凄く稼いでいる感じがする。
福岡の事をこれまで地方都市だと思った事は無かったけど、地方都市だと痛感させられた。でもそれでいい、都市の規模など大きくなる必要ないと思う。このままでも自慢できるものがたくさんあるし。人、食べもの、歴史、文化、海山などの自然、空港へのアクセス、家賃も含め生活コストの安さ、ついでに言うと、芸能人やSBホークスとか。郷土愛の強さは福岡人が間違いなく日本一だ!いろんな地域出身者(関東含む)と話してみて、自分の出身地が好きじゃない人や自信がない人が何と多い事かと驚いた。でも東京は好きだし楽しい街だから、いつかもう一度チャレンジしてみたい。(続く)
かたせ梨乃さん卓話 ↓
ロータリークラブメンバー吉沢京子さん ↓
フィットネスクラブ何かの打ち上げ ↓
東京同級生の会 ↓