理由がある
物事には理由がある
今年のソフトバンクホークス(SB)強かったね?TVの解説者も、ネットでの評論もこの上ないくらいの絶賛的評価がたくさんあった。自分はあまり野球は詳しくないけど、ネットでこの記事を読んだらよく理解が出来た。強いのはちゃんと訳があったのだ。
上の記事に書いてあったのは、SBには、よその球団には実質的にない3軍の制度があるらしい。そこに所属中に地方や韓国などをまわり他流試合を行って腕を磨き、切磋琢磨しながら上を目指すと言う仕組みがあるらしい。実際に今年のトリプルスリー獲得の柳田選手もここから這い上がってきたのだ。この他にももろもろのシステムが存在することで選手層がどんどん厚くなっているのだろう。
物事にはいい事も悪い事も、上手くいっている、いないも全てに於いて理由がある。今目の前にある自分の状態は、これまで積み重ねてきた自分の行動の結果なのだ。
つい先ほどのニュースで、日本シリーズで大活躍したSBの李大浩選手がメジャー挑戦を発表した。仮に彼が抜けても今のSBなら盤石だろうと思わせてくれる。
やっぱり仕組みが大事なのだ
弊社もここ数年ずっと仕組みつくりの事ばかり考え、変革を試みてきたつもりだ。そして今、少し成果や好感触が持ててきた。
我々不動産業界は大手を除けば極めて属人的(個々の人の力に頼る事)な世界。多くの人脈を持ち、優れたコミュニケーション能力と経験。そして逞しいほどのクロージング力を持つそんな優秀な営業マンがこの不動産業界を引っ張っている。しかし彼らは実力が有るが故、簡単に独立していく。これではいつまでたっても地場業者は成長する事が出来ない。
我々は何としても過剰に人に頼らずとも仕組みで業績を上げていきたいと思っている。今年の新入社員は、たったの半年で一人前の成績を挙げだした。この世界は全くの未経験者が一人前になるのに最低でも3年くらいかかるなどと言われている。彼らは、本人たちの潜在的に備えている資質や、並々ならぬ頑張りがあった事で成果を出したと思う。もちろんこれは称賛に値する。でも会社のいろいろな取り組みや集客の仕組みがなければ、多分達成は出来ていないだろう。
一定レベルの人以上でやる気があって向上心がある、そして頑張れる。
これがあれば当社では成功できる。そんな会社にしていくつもりだ。全然難しい事じゃない。経験も知識も最初は要らない、やる気があればいいのだ。経験とか知識、能力も人脈も2・3年もすれば嫌でもついてくる。これからのお客さんは昔と違って、益々プッシュ型の営業スタイルを敬遠するだろう。草食でもしっかりと成果が挙げられる仕組みを作っていきたい。
これからが我々のメジャー挑戦だ。