自然環境と虫
お盆も終わり、夏も終わりが近づいてきました。
まだまだ暑いとはいえ、心なしか日差しが和らいできているような気がします。
ツクツクホウシが鳴きはじめたら、なんだか少し寂しい気がしますね。
学生の頃は、宿題の山に追われて頑張っていた時期です。。。
まだまだ虫シーズン
残念ながら、先日蚊にたくさんやられてしまいました。
アレルギーでもあるのか蚊ではなかったのか、4日目にしてまだかゆみと赤みがとれません。
最近「蚊帳」が再注目されているようですが、「蚊に刺される」というのも夏の一つの風物詩かもしれません。
まだまだ油断はできませんね!
朝には蝉がたくさん鳴いています。
本州ではあるあるの「ミンミンゼミ」ですが、九州には人の生活圏にはあまりいないようですね。
私の住む周辺だと虫取りでは定番の「アブラゼミ」、また、特に大きなサイズの「クマゼミ」が多いです。
小さめの「ニイニイゼミ」などは少ない様子。とにかくクマゼミが多いです。
そういえば、大学の寮近くでは寂しげに「ヒグラシ」が鳴いていたなぁと。
住んでいる場所でも蝉の生息がいろいろあるなんて面白いなぁと思います。
今日は地面を見ると、小さな蟻がせっせと行列を作って何かを運んでいました。
お墓参りをしたときは、お供え物にたくさんくっついていました。
やっぱり定番!
夏には虫がたくさん元気に生きていますが、やっぱり定番は「カブトムシ」や「クワガタムシ」ですかね。
いとこが旅行先で「カブト・クワガタ採取ツアー」なんてものがあったそうで、お土産に連れて帰っていたのを思い出します。
父曰く、昔はみんなでカブト・クワガタを持ち寄って戦わせたりしていたそうです。
ノコギリクワガタなんかはカッコいいですが、最強はヒラタクワガタだそうです。
寮に小さいのがいたので「見たことある!」といったら「それはコクワガタ」だそうです。
カマキリと戦わせたりコガネムシと戦わせたりいろいろやったそう。
一昔前に「ムシキング」なんてアーケードゲームが流行っていましたが、今も昔もそういったものは子ども心をひきつける何かがあるんでしょうね。
自然環境と虫取り
海外の甲虫だったり国内の虫がスーパーなんかに並んでいる時代。
今の子どもたちには身近なところに虫が少なくなっているんだなと思います。
虫かごと虫取り網を持って駆け回る子どもというのもあまり見かけない印象です。
私もですが虫を見ると「ギャー」となってしまう人が多いですよね。
自由研究の定番の昆虫標本も、私の時にはもう一人もいなかったです。
人を取り巻く自然環境の変化が、こんなところにも表れているのかなと思ったお話です。