家探しのポイント
たとえば家を購入するときに、お金をかけるポイントはどこですか?
いくらでもお金があって、一切の妥協せず、どれだけお金をかけてもかまわない!というのであれば、例えば戸建だったら土地はより広く、利便性が良く、住みやすいエリアで、家もより広く、よりよい設備とたくさんの部屋、日当たりや防犯や災害対策もこだわりたいところですね。
行きつく先は豪華な宮殿のような家?お金をかけた建築物を追求していくと、いったいどんな家が建つんでしょうか。
当然お金をかければかけるだけよりよくハイグレードのものになっていくのですが、しかし、実際には全てにお金をかけて自分の思い通りの家を、ということは難しく、やはり予算と相談してどこかしらは妥協してしまうことになってきます。
そうしたときにどこを優先的にしたらいいかというのは気になるところですよね。
家探しをするときにどこを重視しますか?
考え始めるとキリがないですが、立地はやはり重要です。
家は生活のもっとも重要な拠点になるので、交通の便や買い物施設、学校や職場への距離なども考慮したいところ。
もちろん、利便性だけでなく海が見える・自然が豊か等のロケーション重視もいらっしゃるでしょうから、一概に「都会の便利なところ」であればいいとは言えません。
自分の生活と照らし合わせて選びたいところです。
同じくらいの利便性なのに住所が変わるととたんに価格が変わることもあるので、このエリア!と思ったらちょっとその周辺のエリアも調べてみるといいかもしれません。
次に建物の性能です。
最近は特に断熱性や耐震・制震などの性能がとてもよくなっているので、長期的な目で見ればここがしっかりしていると大切な資産が長持ちします。
遮熱や断熱がしっかりしていれば空調費の節約ができ快適に過ごせます。
また外壁や屋根なども今はいろいろな種類があるので、それぞれの特徴をしっかり押さえて選べばより安心です。
大切にメンテナンスを続けていれば後世にも残る家が建っちゃいますね!なんて。
マンションでも二重床・二重天井で遮音性がよかったり、窓のサッシが二重サッシで断熱性があったりといったお部屋も増えています。
モニタ付きオートロックや宅配ボックス、共用のラウンジやゲストルームがあったりと共用部もチェックしておきたいですね。
あとは設備もこだわりたいですね。
しかし、設備は見た目やデザインだけで選ぶと困ることもあります。
外国製のお洒落な水栓などは素敵ですが、日本から撤退されて修理が高額になったりや部品のサポートがなくなってしまい全取替の可能性があります。
タンクレストイレもかなり増えてきましたが、一体型ゆえに故障したときの修理が大変だったりします。
長く過ごす家だからこそもちろんお気に入りのデザインも大切ですが、形あるものはいつかは壊れてしまうもの。
メンテナンスのしやすさも考えて取り入れたいものです。
床材を無垢材にしてみたり、エコカラットみたいな壁材を工夫してみたり、くつろぐはずの家でシックハウス症候群などになってしまったら辛いのでそうしたところにも気を配るのもいいかもしれません。
最近はデザインクロスやタイルなどもお洒落なデザインが多くて、それらを選ぶだけでも一苦労です。
意外と見落としがちなのが入居時期。
特に「いつまでに入居したい」の希望がある場合はそれが最優先で探さないと見つからない場合が多いです。
賃貸でも、売買でも、入居までにはやはりある程度の時間を要します。
今住んでいる家の退去予定やお子様の学校事情、仕事の都合などの場合は期限が決まっていてそれは動かせない場合が多いので、その時までに、となってしまうとそれだけで選択肢が大幅に狭まってしまいます。
いろいろ書いてみましたが、結局気にし始めてしまうと気になるところはいくらでも出てきます。
自分の希望に優先順位をつけていくことが大切です。
もちろん少しでも理想の家に近づけるよう、弊社もお部屋探しをサポートします。
理想の家という自分のお城探しは大変ですが楽しいものです。
頑張ってください。