日経新聞「私の履歴書」が面白すぎる
今月の私の履歴書が面白すぎる。
ニトリHDの創業者、似鳥昭雄社長のお話。ネットをチェックしたらやっぱり自分だけが感じてるんじゃなかった。ネットに記事があったので、これを見れば読んでない人も少しは共有出来ると思う。
冷徹とも言える程の厳しい両親の元極貧の家庭環境に育ち、決して優等生でもなくいじめにもあう様な幼少?青春所代。そして起業してからも数多くの失敗を経験している。スカウトしてきた社員らに造反され会社を牛耳られ倒産の危機に陥ったり。向こう見ずな事業投資をして大損したりと、けっこう不器用だったり考えが浅い様な所があったりして、好感が持てて身近に感じてしまう。
自社と比べてしまう。
比べるなどおこがましいにも程があるが、自分も信頼していた部下に酷く裏切られた事が何度もある。出店の失敗だってしている。いい時も悪い時も20年もやっていれば何度も経験した。
でも数千億企業のニトリだって、成長する過程で何度もトラブルや挫折があったのだ。それを考えるとうちだってこれからだと勇気が湧いてくる。ニトリは創業12年目の新卒者が今副社長だそうだ。弊社には今、創業20年目に入社の新卒社員が頑張っている。もしかしたら彼らが頑張って会社を繁栄させて、弊社の社長になる日が来るかもしれない。
100年も200年も続く企業を目指したい。
もう20年!いや、まだたったの20年なのだ。もう一度成熟した形で店舗展開をしたい。愛宕レジデンス・カーサデフェの様なスタイリッシュマンションの企画・建設事業ももっと展開したい。管理事業やリフォーム事業も確立させたい。語学堪能の社員集団を形成してアジアに向けてグローバル化も実現したい。やりたい事はいっぱいあるのだ。
超スピードで上場目指す様な事は、今は興味ない。上場ゴールでは無意味なのだ。私の役目は、強固な経営体質を確立して、社員に対し「やりがいと誇り」を与える事なのかなと思う。起業した時の様ながむしゃらなパワーは今減ってしまった。その代わりに若い人たちが元気に思いっきり活躍出来るフィールドを作ってやる事は出来る。同じ夢を見て、一緒に頑張ってくれる人が集まって来ることを願っている。
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