カラーの夢、モノクロの夢
昨日見た夢。
とにかく、何かから逃げている夢ですが、走りたいのにまったく走れない夢。
息は上がっていない。
上半身は軽いのに、とにかく足が重たい。動かない。
起きた時に跳ね起きてしまったほど、まったく足がうごかない。そんな夢でした。
まだまだ研究中でメカニズムも不明瞭な夢ですが、こんな興味深い話があったので紹介します。
カラーの夢、モノクロの夢
みなさんが夢をみるとき、その夢の色はどうなっていますか?
カラーでしょうか?それとも、白黒でしょうか?
場合によっては、赤や青など単色の場合もあるかもしれないですね。
カラーの夢を見る人はおかしい、精神的ストレスも多いという話もあるそうですが、最近の研究ではカラーの夢を見る人は全体の70%、白黒の夢を見る人は30%なんだとか。
私はカラーの夢しか見たことがなかったので、むしろ白黒の夢を見ることがある、ということに驚きでした。
中には、もともと見ている夢は白黒の夢、起きた後で脳が記憶を補完しているなんていう研究者もいるそうですが、まだわかっていません。
メディアの発達と夢
調査によっては、メディアの発達が夢に影響を与えている、ということも。
世代が上の方が、白黒の夢を見ている人の割合が多いというのです。
白黒テレビ世代となると、映像といえばモノクロです。
頭の中で「映像」として再生するときに、自然と白黒の映像で再生している、というものです。
テレビ、映画、インターネット、写真に雑誌、今のメディアはみんな色とりどりのカラフルなものになっています。
情報と一緒に、色も記憶の中でセットになっているのかもしれませんね。
脳の使い方と夢の色
面白い意見に、「脳の使い方と色の関係」がある、という意見があります。
物事を深く考える左脳タイプは白黒の夢、イメージする力が強い右脳タイプはカラーの夢を見ているんだそうです。
ちなみに、色を認識するのは右脳です。
以前大場さんの記事で「利き脳でお片付け」という記事がありましたが、考えてみれば私は右右脳タイプでした。
右脳を使う人は、夢もカラーになる人が多いんでしょうか。
夢のいろいろ
夢の中で「これは夢だ」、とわかる明晰夢や、逆に現実と夢との境をさまようかのような白昼夢など夢にはいろいろなものがあります。
なぜ夢を見るのか、どうやって夢を見るのか、夢の意味するものとは何か?
まだまだ謎の多い夢ですが、夢の色についてメディアの発達や脳の使い方など一定の傾向がある、というのはとても興味深いですね。
夢だけになかなか絶対的な根拠が上げられないのか残念ですが、いつの日か、その謎も解明される時が来るのでしょうか。
私が見た「鉛のように重い足で走れない、逃げられない」夢も何か意味しているのだとしたら…?
当たり前のようにあるのに、あまりわかっていないことというのは面白いですね。
今日はいい夢が見れますように。