夏の宿題
いよいよお盆ですね。
楽しい夏休みも折り返し、そろそろ宿題に手を付けないと大変かも…
そんな子どもたちもたくさんいることでしょう。
単純な夏休みドリルから、読書感想文などの作文類、ポスター作り、絵日記などなど。
色々な種類の宿題がありますが、自由研究や自由工作は人によっては大きなノルマになりますね。
昔は虫の標本などが定番だったようですが、最近はめっきり見なくなったように思います。
標本は作ったことがないです。
私の小学校ではゆうちょ銀行の主催する「ゆうちょアイディア貯金箱コンクール」の作品が自由研究・自由工作として扱われたので、毎年それを作っていました。
今思えば、のりの空き容器に穴をあけたり、紙箱を改造して穴をあけたり、随分とずさんな作品だったなと反省しています。
ちなみに、コンクールの専用ページからは、昨年の作品入賞作品集を見ることができます。
芸術性あふれるすばらしい作品から、あっと驚くギミックを組み込んだ面白い作品、思いや気持ちが込められた素敵な作品など色々な作品があります。
「面白貯金箱」として、世の中にはATMのようになっている貯金箱や、おしゃべりしたり動いたりとお金を出せば色々な貯金箱が出回っています。
しかし、同じように思い描いたアイディアを実現できるように考え、実際に試行錯誤し作り上げるという過程を経た世界に一つだけのこれらの貯金箱たちには、作った人にとっては代えがたい愛着と、人を引き付ける魅力が詰まっていると思います。
ちなみに、応募された作品一点につき10円を公益財団法人日本ユニセフ協会と独立行政法人国際協力機構(JICA)に寄付する活動も並行して行われているそうです。
ゆうちょアイディア貯金箱コンクールのHP内、コンクールの趣旨として下記のような記載がありました。
- 夏休みの課題のひとつとして
- 子どもたちの造形教育として
- 子どもたちの金融教育(貯金することの大切さを教える)として
- 寄附することの意義(世界に目を向ける、世界の子どもたちを支援すること)を子どもたちに伝える機会として
「自由研究・自由工作の宿題の一枠が終わった!!」という感覚だけで作っていましたが、こうしたコンクールの趣旨をちゃんと知っていればもう少しまじめに取り組んだのかなと反省しています。
クリエイティブな感性はめっきり使わなくなってしまったので、もう少しアンテナを張って興味・関心をもっていこうと思いました。