ワーク・ライフ・バランス
リアルジョブセミナーに参加した
この前後輩でベンチャー企業の社長、石井くんの会社が主催する少し風変わりな合同会社説明会に講師として行って来た。何が風変わりなのかと言うと、会社そのものの説明よりも社長個人の考え方や本音が聞けるという事で学生たちに人気があるらしい。
講師は5人各15分の持ち時間、講演が終わると五つの島に分かれたグループをそれぞれ講師が回る。そして学生たちが好きなことを質問してそれに答える。業界の事、仕事の内容など月並みな質問が多かったが、一番多かったのは、「営業でトップになるにはどんなスキルが必要ですか?」いうもの。私の答えズバリ「意欲のみ。」他には「どうしてそんなに若いんですか?」「サーフィンはどこでしてますか?」「山笠は何流(ながれ)ですか?」って仕事にも就活にも関係ないやんか!というのも(^-^;)
まあその位の距離感で話をしている訳なので、狙いどおりという事だろう。それからこれも珍しいと思ったのは、希望の学生は私たちと一緒に懇親会に参加できるというもの。軽食と全員成人なのでアルコール、学生たちは「社長のそれぞれの年収を教えて下さい!?」などの答えにくい突っ込んだ話をしてくる。
そんな中「ワーク・ライフ・バランス」の話になった
自分はこう思う、何かを手に入れたい者は何か犠牲にしないと手に入らない。長時間労働を推奨している訳ではなく、例えオフの日でも常に仕事のスイッチだけは入れておく、営業職なら何かあっても対応できる手筈は整えておく。また仕事に関係するスキルを上げるために自己投資も必要だと思う。本を読む、資格をとる、自分の成長にも繋がる人付き合いの場にも自腹で顔を出すなどだろうか。
自分の20代30代は仕事ばかりしていた。ずっと水曜だけの休日だったのであまり子供たちとも遊べてない。ホームページに載せてる自分の趣味覧全て(読書・映画以外)はサーフィンも山笠もバイクも40歳以降から始めた(復活した)ものばかりだ。「ビジネスとプライベートはきっちり分けます。」と言うのは勝手だが、果たして将来家族を幸せに出来るのか?と問いたい。
就職がゴールではない、結婚がゴールでもない。成功して大切な家族や人たちを幸せにする事がゴールなのかも知れない。自分にも分からないし成功の定義もそれぞれだが、若い時に頑張ったり無理しないで何時すると言うのか。