自宅マンション・一戸建・土地などの不動産を高く売る(貸す)方法は?!
急に転勤が決まったり、子供が生まれて手狭になったり家族環境の変化は生きていくうえで必ずあるものです。私自身、二人の子供達は高校を卒業して東京の大学に進学し、就職も東京でしました。(二人目は来春ですが。)
そういった環境の変化があり、自宅が狭くなったので住み替えをしようかとか、もう住む予定もなさそうなので、いい金額で売れるなら思い切って売却してしまおうか。というケースもあると思います。
この様に、ご自宅の売却(賃貸)を考え始めた時どうすればいいのか?また何処に頼めばいいのか!そして多くの方が希望されるのは次の様な事ではないかと思います。
- 出来るだけ高く売って(貸して)欲しい。
- できれば時間をかけずに早く売って欲しい。
- ちゃんとした人に買って(借りて)もらいたい。
- 大手企業をはじめ信用の置ける会社に依頼したい。
不動産売却で成功するためには!
では売却を成功させるには、まず購入希望者の傾向を知る事からです。最近の消費者は不動産に限らず目的の物をネットでしっかり調べて、ある程度方針を決めてから購入の行動を始めます。一昔前のように不動産会社に電話して、例えば「百道浜で4,000万円位迄の3LDKの物件があれば、日曜日に見たいんだけど、5-6件くらい案内して。」と言うような問い合わせは今はありません。
最近ではネット経由での問合せが多く「ネクサスレジデンシャルタワー2801号室の見学を希望します。」などという内容が殆どです。という事は取扱い物件の情報や魅力をどれだけホームページや不動産広告サイトを通じて発信出来るかと言うのが肝なのです。購入希望の人には会社の規模や営業マンのスキルは関係ありません。如何に自分のニーズに合ったいい物件であるかが全てなのです。
物件を魅力的に見せるためのネット上での重要な事柄は!!
- ホームページやポータルサイトに登録する写真の数は出来るだけ多く
- 写真のクオリティーにも拘る事(画角やアングルなど)
- スーモなどの不動産ポータルサイト以外でも検索に引っ掛るようなSEOも施す
- SEO対策にも貢献する臨場感溢れる動画の活用
最近の中古マンション市場
我々業界内でもよく話題になるのが、中古マンションが新築分譲価格より高く売れるのか!?と言う事。この件は仲介営業マンは概して否定的です。しかし私の意見は肯定派で物件によっては当然売れる事もあります。今年に入って当社仲介で新築時より高く売った物件は何件もあります。
営業の現場に行くと、お客様は気に行っているのに新築価格よりも高いのでどうしても決めきれない。という話をよく耳にします。新築分譲価格との比較は、指針にはなっても物件の価値を測るにはナンセンス。何故なら新築の価格決定は売る側の都合で決まっているからです。例えば最近の話では、リーマンショックから2012年くらいまでは、買手が少なく比較的に発売価格は安かった。市場原理を考えると、販売側は価格は上げられないのに建物仕様にも手が抜けなかった。土地の仕入れも建設費も安いので、それも可能であった。なのでこのような時期に発売されたものは良質な物件が多い。
それに対して売り手市場の時に発売された物件は、利益もたっぷり乗っているのに仕様は低いという物件も多くあって、更には2年前位前からの建築資材の高騰と人件費の高騰は尋常ではない。既に販売価格に転嫁されて新築分譲価格はかなり上昇している。今後も当分この様な価格上昇続いていくものみられていて、中古物件に於いても既に値上がりしているし今後も連動して上昇していくはずだ。
だから中古物件の不動産としての絶対的価値及び相対的価値を判断出来るお客様は、躊躇いもなく購入して頂いている。