賃貸物件を借りるには契約者の他に連帯保証人が必要と思っている方が多いと思います。近年、賃貸借契約を結ぶにあたって、家主・管理会社側から賃貸保証会社への加入を求められるケースが増えてきています。では、その賃貸保証会社について、ご説明をさせて頂きます。

◆賃貸保証会社とは

簡単にいうと契約者（借主）が賃料を滞納した場合に、家主・管理会社に側に賃料を立て替えて送金をする、そして、家主・管理会社の代わりに契約者に未納賃料を請求するといった会社なのです。

◆賃貸保証会社の加入費用は

では、加入費用はいくらぐらいかというと賃料（毎月支払い分）の50％～100％が多いようです。保証会社によっては、賃貸保証会社の更新料も必要な場合がありますので、事前に確認が必要です。

◆保証会社加入は必須！？

これは、家主・管理会社によって違います。大きく分ければ、法人契約・個人契約かで

変わっていますが、大手法人や社宅代行業者ではない限り、ほぼ加入が必須となると覚えておいてください。

◆保証会社加入で連帯保証人は不要！？

保証会社加入をするので、連帯保証人が不要な場合がありますが、これもお客様の内容や借りる予定の賃料によって、１名または2名を求められることがあります。一般的には下記の通りです。

個人契約

ケース１：契約者と緊急連絡先１名

ケース２：契約者と連帯保証人１名、緊急連絡先１名

法人契約

ケース３：契約者と緊急連絡先１名（入居者）

ケース４：契約者と連帯保証人１名（代表者）、緊急連絡先１名（入居者）

◆まとめ

賃貸物件を借りようとする場合は、保証会社の加入は必須、連帯保証人と緊急連絡先の方の選定をしておくと良いかもしれませんね。もちろん、保証会社に加入したからといって、家賃を遅延・滞納して良いわけではありませんのでご注意くださいね。