声
こんな写真を見ると、どこからか、あの人の声と歌が、なぜか、聞こえてくるようです。
物心ついた時、今の低い声がとてもコンプレックスでした。母からは、『あんたは、なんば言いよるとか、わからん』、とか、友人からは、『ん!? 日本語ば言いよるとか、英語ば言いよるとか、よう聞こえんけん、もう少しはっきりしゃべって』などなど。
あの人の声が自分にもあれば、歌手になれ・・・、とは、そんな事を夢見るような青年ではありませんでしたが、今もなお、第一線で歌い続ける、その姿は本当に凄いと思います。あの人の生の声が聴きたい、そんな心境です。