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読書の秋

こんにちは。吉田です。

8月のブログで『読書の夏』の題名でブログを書きましたが、ようやく秋到来⁈といった季節になりました。朝晩が肌寒くなるこの季節が大好きです。

そんなのんきな事を言っていると、師走も目前。一日一日を大切に過ごしたいものです。

この2ヶ月で4冊読破しましたが、その中の1冊をご紹介します。

『一勝九敗』著者柳井正

平成18年の4月に発行された古い本になりますが、令和7年1月に再度刷られた単行本です。

今や日本に留まらず、グローバル企業へと成長を遂げたユニクロの成長過程…というよりは、題名の通り失敗談と言った方がよいのか。リアルな現場を赤裸々に語っています。山口県の商店街にある小さな紳士服店が、トライ&エラーを繰り返し、世界中の誰もが知る巨大企業へと成長する物語は、経営者はもちろん、目標に向かって挑戦する者にとって、勇気、仕事への活力、問題を解決していく胆力を養える。そんな一冊です!

柳井さんがこの本を執筆された2002年8月期の決算では、売上高3816億円、経常利益547億円。文末には、2010年売上高1兆円、経常利益1500億円を実現する!と書かれてますが、2010年度の決算報告では、売上高814億円、経常利益1237億円と8割は達成されています。今年は3兆4000億円の売上高と、もはや天文学的な数字となっていますが…。

しかしどんな巨大企業でも物語の始まりがある訳で。可能性は誰にでも平等であり無限大です。

読書の良さとして、著者と会話をしている様な感覚になる瞬間があり、私の日々の悩みなどちっぽけ過ぎて笑えてきます。とてもコスパの良い自己投資ではないでしょうか。

弊社はまだまだ小さく、課題も多い会社ではありますが、目線は高く!腰は低く!荒波を乗り越えて行こう!

そう思わせてくれる、素晴らしい一冊でした。

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