#8 マフィ
9月20日、フェイスブックのメッセージに1件の赤い着信がありました:
『 Well done Tak, brilliant effort from the Rose Blossoms 』
私は、ニッとなりながら、こう返信しました:
『 Thanks Odge, Now forget about Sumo and Judo 』
そのメッセージの差出人は、大学時代のサッカーのチームメイト。彼の出身は南アフリカ。今、ラグビー日本代表を強く応援しています。ワールドカップ開幕前、興味は殆どありませんでした。しかし、南アフリカから歴史的金星を挙げ、2試合目のスコットランド戦は、テレビの前で敗れはしましたが久しぶりに興奮しました。
特にトンガ出身のマフィ選手の動きには目を奪われ、後半開始早々、激しい接触プレイの末、担架に乗せられ退場していくその光景には胸が熱くなりました。母国ではなく日本代表を選び、全身全霊て闘うその勇姿は、2003年に海外メディアが名付けた、ブレイブブロッサムズ(Brave Blossoms)を正に体現していました。スポーツの仲間と感動に国境なし。