BIG BOSS
福岡も少しずつ暖かくなってきましたね。
少し前ですが、南国沖縄の各地では連日プロ野球のキャンプが開催されていました。特に今年は、これまでのプロ野球キャンプ史上最も注目されているんじゃないかな？と僕は思っています。
なぜならBIG BOSS（新庄 剛志監督）がプロ野球日本ハムファイターズの新監督として、チームの指揮をとっているからです。連日、テレビやYouTubeで取り上げられています。新庄さんが日本ハムでの現役当時、私は小学校の少年団で野球をしていました。当時の光景や試合時のパフォーマンスは大人になった今でも鮮明に覚えています。特にセンターに集まり、グラブを頭の上に乗せた「新庄・稲葉・森本」の伝説日ハム外野トリオは当時の野球少年たちはこぞって真似していました。とにかく、当時自分も野球少年だったことから特に強く印象が残っているのでしょうが、これだけ多くの人々の印象に残る選手であったこと、また数々の伝説として語り継がれているのは、新庄さんの野球人として、人としての本当の素晴らしさなんだな。と改めて感じています。
さて、幼少期から14年間野球をしてきた私がキャンプの動画などを見ていて思う事ですが、話題性に溢れた指導方法はもちろんのこと、真の凄さはここにあるんだろうな～と思うことがあります。それが、BIG BOSSが目指すチームの野球スタイルを確立し、選手に自らの指導も交え落とし込み、徹底しようとしている姿です。以前の会見でBIG BOSS自身も話していたように、プロになる選手にそれほど大きな実力差はないと私も思います。(私が言えることではありませんが…)そして、野球は個人種目ではありません。ヒットをどれだけ打とうが、ヒットが1本も打てなかろうが、チームにとっての1点は同じ1点なのです。「ノーヒットで1点取れるチームにしたい」「そうすることで常勝チームを作り上げられる」チームの指揮官がそう考えるのであればそこに向かいチームの編成をしていく。このように、自分がそう信じたことに対して、真っ直ぐに進めるBIG BOSSの精神力や芯の強さは私も真似していきたいと思います。
チームの指揮官がこれだけの覚悟を持ち、指導に当たっていることは選手にとっても奮起する材料の一つになっていると思います。プロ野球が開幕してどのようなオーダーで、どんな野球が展開されるのかとても楽しみです。地元福岡ソフトバンクホークスからも目を離すことはありませんが、今後の日本ハムファイターズにも注目していきたいです。
