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東京2020パラリンピック

この度のコロナウイルスの影響で「普通とは違うオリンピック・パラリンピック」となった東京2020オリンピック・パラリンピックも様々な問題を乗り越えながら無事閉幕しました。日本の代表選手も母国での開催に一層力が湧いたことでしょう。総メダル51個を獲得し、日本中に勇気と感動を与えてくれました。

先日テレビをつけると、車いすラグビーの試合が放送されていました。正直はじめて見て驚きました。それは、テレビの音声からも伝わる衝撃音(激突音)です。車いす同士が激しくぶつかり合います。調べてみると車いすラグビーは「マーダーボール(殺人球技)」と呼ばれ、パラ競技随一の激しいスポーツなんだそうです。また、解説を聞いていて興味を持ったのが、障がいの軽い選手ばかりでなく、重い選手にも出場の機会を与えるための仕組みが上手く作られていることです。選手一人ひとりに、障がいの程度で持ち点が振り分けられており、コート上に立つ4人の選手の持ち点が合計8点以内になるように、チーム編成しなければならないことです。

激しいぶつかり合いがゆえに、試合中車いすが故障する場面が何度か見受けられました。短い時間内でタイヤのパンク修理や故障個所の修理等、メカニックさんなどのスタッフ(試合に出場するためにそれらを支えている方)の存在も重要だと感じました。

私は車いすラグビーのルールに詳しくありませんが、通常のラグビーとは少し違った面白さがありました。なんにせよ、何かに一生懸命に打ち込んでいる人の姿はかっこよく、美しく感じました。目指すべき目標は違えども、私も自分自身の目標に向け一心不乱に取り組んでいこうと思いました。

写真引用元:https://www.parasapo.tokyo/sports/wheelchair-rugby(パラサポWEB)


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