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若者はどうして尊敬する人は父親・母親なのか?!

人生経験不足?

学生が就活中の面接の場面や、新成人になった時のアンケートなどで「尊敬する人は誰?」と聞かれて最も多い答えが「父(母)です。」らしい。なんだか凄く違和感を感じる。一般的若者は人生経験や生きてきた絶対年数も少ないから思いつかないのだろうか。

うちの息子が就活中、なかなか内定がもらえないのでアドバイスをした事がある。その時自分はきっちりと「父親を尊敬しているなどと絶対に言うな。」と言ってやった。

それは、もちろん私自身が尊敬に値しないと思うし、面接官から見ても稚拙で安直な印象しか持たない様な気がしたから。そもそも尊敬などという言葉は、偉人や世の中を変えたような歴史的ヒーローなどじゃないと似合わん気がする。

若者に告ぐ

尊敬とは憧れと同義だと思う。遠く及ばない存在であっても少しでも近づけないか、あの人だったらこんな時どう判断するだろうとか考える存在。だから父親程度ではだめなのだ。

では尊敬する人に巡り合うには、絶対に本を読むべき!男なら幕末がおすすめ。戦国時代も面白いけど、登場人物の人柄など怪しいものも多い。その点明治維新の頃は近代への入口くらいの頃なので、なかり忠実に描かれていると思う。坂本竜馬、高杉晋作、吉田松陰 等々かっこよかねー!!

因みに自分は、父親の事は私が若いころは尊敬していなかった。本当に尊敬する気持ちになったのは亡くなってからのような気がする。父は若いころ暴力は振るうし、まともに家にはいないし、ろくでもない奴だった。しかし晩年は丸くなったし、何よりも30年以上の間定年まで会社を勤めあげた。我々三人の息子をなんとかまともに育てあげた。それだけで尊敬に値するのだ。

自分も死んだあとにでも尊敬してもらえるように精進しよう(^-^)

 

左が親父  自分が生まれるずっと前

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